2012年3月21日水曜日

ドイツ・ベルリンについてのメモ 都市のデザイン編 その9

・戦争の記憶

市内にはナチス政権が行ったユダヤ人に対するホロコーストの事実を伝える博物館や、戦災によって破壊された街の写真を展示する場所が多くある。
今回は入館することができた3つの博物館について記載させていただきます。

①ユダヤ博物館

ダニエル・リベスキンド設計による博物館。
鋭角を多用した平面、ナイフで切れ込みを入れたような窓、スロープを多用した館内が特徴。







②ユダヤ人犠牲者記念館
ペーター・アイゼンマンによる設計。
ブランデンブルク門から南へ100mほど進むと、1街区程のスペースに2711本ものコンクリート製ブロックが並べられた空間が現れる。

敷地内には緩やかな凹みが複数設けられており、最初は膝ほどの高さだったブロックが奥に入るにつれて完全に体が隠れるほどの高さになる。


地下には1933年から1945年の間、ナチス政権によって行われたホロコーストに関する展示が行われている。展示空間にも方形のブロックが取り入れられている。



参考URL


③テロ・トポグラフィー
ポツダム広場に近いニーダーキルヒナー通り(Niederkirchner Str)に沿って東西を分けた壁の一部が残る。




 
この壁の裏側の敷地はナチス時代SS( Schutzstaffel, 親衛隊)とゲシュタポ(Geheime Staatspolizei、秘密国家警察)の本部があった場所で、現在ではテロ・トポグラフィー財団の運営する博物館がある。
街中で行われた公開処刑、公園の樹に吊るされた人々、パブリックヒューミリエーションの様子等、なまなましい写真が展示される。



参考URL
テロ・トポグラフィーと人権
テロ・トポグラフィー(テロの地勢図)

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