2012年3月31日土曜日

ポルトガル・リスボンについてのメモ 都市のデザイン編 その6


6. 幾つかの庭園

・グルベキアン美術館とその庭園
 

グルベキアン美術館はモダンアートを扱う新館と古美術、骨董品、西洋絵画等を展示する旧館、及び庭園からなる。

庭園はさほど大きなものでもないが手入れも行き届いており、植栽、園路の造形、美術館と接する部分のデザインなど勉強する点が多かった。

園路は正方形のプレート型プレキャストコンクリートをずらしながら配置することによってつくられている。プレートの大きさの違い、段差によっても変化がつけられている。

木々に囲まれたプレートには同じくプレキャストコンクリートによるミニマルなデザインのベンチとテーブルが設けられていた。

水辺には柵はない。
水面を渡すのは橋でなく飛び石。もちろん係員はいるし、夜間は閉門されるようだが、
安全面に関しては自己責任という感覚が強いのかもしれない。


・ウルトラマール庭園

ベレン地区、ジェロニモス修道院の東側に位置する。
園内にはガジュマルの大木やヤシの木、モンステラなどユニークな樹形、葉形を持つものが多い。
園内にはクジャク、鶏、ガチョウ等の鳥が放し飼いされている。

 

園内には植物に飲み込まれたような建物がある。廃墟好きは好きな空間かもしれない。


余談だがリスボンでは放し飼いにされているクジャクをよく目にした。


中でもリスボン市立博物館の庭園のクジャクは人に慣れており可愛い。
一匹だけいたシロクジャク。アルビノではないらしい。


・カルモ教会




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