2012年3月21日水曜日

ドイツ・ベルリンについてのメモ 都市のデザイン編 その4

・ベルリンの壁崩壊後に開発が進んでいるポツダム広場周辺

1920年代ではヨーロッパでもっとも活気があったと言われていたベルリン・ポツダム広場はドイツが東西に分裂された際に境界線が引かれたため無機質な壁だけが通った空白地帯となっていた。

ベルリンの壁崩壊後、この地区における再開発のコンセプトを定めるため1991年に設計競技が行われ、その後高層建築も建設可能という条件でダイムラーベンツ、ソニー等に土地が売却された。

ダイムラー・ベンツの社屋を含めたブロックはレンゾ・ピアノによるマスタープランに則って建設が行われた。
街区の統一性を持たせるためにすべての建物のファサードにタイルが使用されている。

アルカーデン内部には両端がガラスのカーテンウォールで閉じられたアーケードが設けられている。
 






アルカーデンの東側には線形の緑地が設けられている。

ソニーセンターはヘルムート・ヤーンによる設計で、楕円の広場を囲むように建物が並び、広場上部には鉄・ガラス・帆からなる大屋根が架けられている。







参考文献
ドイツ流街づくり読本 水島信著 鹿島出版社 


0 件のコメント:

コメントを投稿