2012年3月21日水曜日

ドイツ・ベルリンについてのメモ 都市のデザイン編 その7

・道路のデザイン 歩道のような駐車場

ユダヤ人犠牲者記念館の東、南北に延びるウィルヘルム通り(Wilhelmstr.)でに沿って、駐車場と歩行空間を融合させたような空間がデザインされていた。


ここでは植栽の配置や舗装のデザインを工夫することで駐車場でありながら遊歩道のような使い方がされていた。


これは中心市街地における歩行者専用道路の整備に有効なのではと感じた。

大学の講義で、福岡・天神の中心市街地において歩行者専用道路の社会実験を行おうとした際、交通が止められる通りで有料駐車場を運営している事業者からの反対があり実施することができなかったと聞いたことがあるが、ウィルヘルム通りの歩行空間と融合したような駐車場であればそのような問題にも対応できる。

通過交通のみを排除しつつ、通りに沿った建物や有料駐車場へのアクセスは確保する有効な方法だと感じた。



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