2012年4月24日火曜日

ドイツ・ブレーメンについてのメモ 都市の構造編



都市:ブレーメン
州:自由ハンザ都市ブレーメン州
国:ドイツ連邦共和国
人口:547,791(11/2011)
失業者/ 失業率:30,273 / 5.5%(2010.7)
面積:325.42k
河川:ヴェーザー川
自由ハンザ都市ブレーメン州州都。


参考URL
ブレーメン市HP


・地形
目立った起伏は見られない。旧市街地の塁堡跡に設けられた帯状の緑地には緩やかな起伏が設けられている。

・水系
ヴェーザー川が中心市街地を貫く。オレンジ色の範囲が城壁に囲まれていた範囲。
塁堡跡の水路の名残が見える。
ヴェーザー川沿いには遊歩道が設けられ、川の中島テアーホッフには新たな住宅地が整備されている。


・緑地
塁堡跡の水路に沿って公園が設けられている。市街地北東にはビュルガーワイデ(市民の牧草地)等の大規模な公園が整備されているが、広域鉄道の路線によって市街地とは分断されている。


・街路網
詳細は下で述べる。


・路線網
左は鉄道路線、右がトラム路線図、下が両方を合わせたもの。ブレーメン中央駅は通過型の駅で、路線が市街地を分断する問題を抱えている。
旧市街地の中にはトラムによるトランジットモールが整備されている。

・歩行者専用道路
旧市街地内部を拡大したものが下図。
トラム路線図の拡大図。
オレンジ色の部分は歩行者専用道路。上のトラム路線図と重なる部分がトランジットモール。
旧市街地内は教会前広場、市役所前広場、トランジットモール、細い路地、河川沿いの遊歩道が組み合わさった多様な歩行空間となっていた。

参考文献
水島 信著「ドイツ流街づくり読本 ドイツの都市計画から日本の街づくりへ」 鹿島出版会


ドイツ・ブレーメンについてのメモ 都市のデザイン編 目次へ(作業中)

0 件のコメント:

コメントを投稿