2012年4月24日火曜日

ドイツ・ブレーメンについてのメモ 都市のデザイン編 その2

・街を囲む環状の緑地
ブレーメンで一番見たかったのが旧市街地を取り囲む環状の緑地 stadt grün。
中世都市の骨格である塁堡を公園として整備している街は他にもあるが、水路の美しさや公園の遊歩道の多様さ、起伏を活かした豊かな表情はブレーメン特有のものではないかと思う。


運河と遊歩道のレベル差は小さく、柵は設けられていない。

起伏に沿ってゆるく曲がる遊歩道が設けられている。



水鳥も多く、子供たちと遊ぶ光景をよく見た。




公園の設計者はアイザック・アルトマン(Isaak Altmann)。


wikiによると公園の建設が行われたのは19世紀初頭で、塁堡を公園へ転換するように指示したのはフランスから侵攻してきたナポレオンだったという。
ナポレオンが城壁を壊し公園を作るように指示した例はデュッセルドルフでも見られる。

彼がどのような目的で城壁を公園へ変えていったのか少し気になるのでおいおい調査してみようと思う。

参考URL
http://de.wikipedia.org/wiki/Isaak_Altmann


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