2012年6月22日金曜日

オランダ・アムステルダムについてのメモ 都市のデザイン編 その7


7. 都市をイメージ付けるランドマーク

アムステルダムでは水辺や広場といった視界の開けた場所に特徴的な形態を持つ文化施設を挿入することで都市を印象付ける景観を効果的に作っていた。

気付いたものを列記する。

Science Center "New Metropolis"
設計:Renzo Piano
中心市街地の北側、川を挟んで北側に向かうトンネルの入り口の上に位置する。
博物館の屋上へ繋がる階段。
屋上からはアムステルダムの旧市街地を見渡すことができる。
オランダ鉄道からの眺め。鉄道で訪れる人の目にまず飛び込む場所であり、その重要性は高い。
市街地に巡る運河からの視線を受ける位置でもある。
下は内部空間。




EYE Film Institute Netherlands
設計:Delugan Meissl Associated Architects
代表作…ポルシェミュージアム(シュトゥットガルト)
アムステル川の北側に位置する。アムステル川には両岸を繋ぐ橋がない。
代わりに無料のフェリーがピストン運行をしており、その船上から特徴的な外観をゆっくり眺めることができる。
I Amsterdam”のロゴもあり、インパクトは強い。
外壁のテクスチャと内部空間。
 


・参考資料

Museum plein
ファンゴッホ美術館、近代美術市立美術館、アムステルダム国立美術館等が広場を囲むように配置されている。
中心市街地から博物館広場へ向かう経路は飲食店やショップが並ぶ賑やかな通りがデザインされている。

先にも述べた“I amsterdam”のロゴがここにも置かれている。特徴的な建物と合わせておくことで、強いインパクトを持つ空間が生まれていた。

Van Gogh Museum,
設計:Kisho Kurokawa, Gerrit Thomas Rietveld
Rijksmuseum Amsterdam
設計:
Stedelijk Museum Amsterdam
設計:Benthem Crouwel Architekten
代表作…Museum of Liverpool


・参考資料

Bimhuis
 設計:3XN

・参考資料

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