2011年11月12日土曜日

イタリア・ミラノについてのメモ 都市の構造編



先日訪問したイタリア・ミラノについて少し書いてみたいと思います。
街歩きの時間も少なくなってしまいましたが、見てきた範囲でメモをさせていただきます。
(調査し次第追記予定)


・都市の構造

ミラノの市域はこんな感じ彡

一区は昔城壁に囲まれていた範囲です。



・緑地

ミラノの緑地は下図のように広がっています。

南側は北側に比べて少し標高が低く、水気の多い土壌になっており、昔は農業が盛んな土地であったとのこと。北側には様々な産業が立地しているようです。



・水系
ミラノの地図を見たときに不思議に感じたのが、大きな河川がないこと。
これまで見てきた大都市は大抵、大きな河川にそって発展していったという思い込みがありましたがミラノは少し違うようです。


いくつかの論文を見てみると、水系のことにも言及しているものがありました(後日追記)。









・街路網

さてさて、一区にフォーカスしてみた現在の街路網はこんな感じ。



昔城壁に囲まれていた一区は複雑な街路が伸び、その周辺は整形の街路網が広がっています。

しかし、話が複雑で、ローマ帝国の都市として発展した際は、より整形のグリッド街路網を有していたとのこと(後日追記)。度重なる戦争によって昔の構造がすっかり変わってしまったということでしょうか、なかなか難しいところです。



・地下鉄
ミラノは他の都市と比べて地下鉄のネットワークが弱いように感じました。
ラインの数は3つ。それぞれ中心部で交差するように配置されています。

ちなみに、車交通はとても多く、所狭しと車が駐車されています。

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