2012年1月15日日曜日

ドイツ・フライブルクについてのメモ 都市のデザイン編 その3

フライブルク 都市のデザインの第3回は、 街中を流れる小さな水路(ベッヒレ)について。



街中には上の写真のような水路が数多くあります。下図はベッヒレの場所をマッピングしたもの。
旧市街地内部に広く分布しています。
 市HPを元に作成 http://www.freiburg.de/servlet/PB/show/1186660/6Bchle%20Freiburg%20im%20Breisgau.pdf
資料によると、ベッヒレは元々生活用水として利用されていたとのこと。他にも火災の際は消火活動の助けになったと記載されていました。

この可愛らしい水路は第二次大戦中に増加する交通を支えるために閉鎖されてしまいましたが、今日では復原され、涼しげな景観を形成しています。子どもたちにはとくに人気が高いとか。

水路、端部のデザインにもバリエーションがあります。






小さな路地に沿ってひっそりあるものも。

 トランジットモールとベッヒレの合わせ技。夏の晴れた日を想像すると涼しげ。

参考資料
フライブルク市HP


ここからは雑談彡

このような街中の小さな水路は、あるバックグラウンドを持つ日本の市街地にも応用できるのではと思いました。

あるバックグラウンドを持つ場所とは、
農業を生業とする小さな集落がスプロールする市街地に取り込まれ、現在では昔の建物や水田はないものの、複雑で細いあぜ道の形態がそのまま道として残っている場所。

修士のリサーチプロジェクト対象地(福岡市 美野島)がちょうどこの条件を満たすところでした。

現地調査をしている時分、生き字引の老人に昔の水田の様子、あぜ道の脇に流れる水路で遊んだ記憶を話していただいたことを覚えています。

あぜ道をバックボーンにもつ細く(時には曲がりくねった)路地の構造は知識や記憶がなければただ不効率で使いにくいモノに成り下がってしまいますが、
水田が広がっていた場所の記憶を水路とあぜ道の形態によって現在に繋ぐ提案は、路地的な歩行空間と相まって魅力的な場所になるかなと勝手に想像を膨らましていました。

3 件のコメント:

  1. フィンランドで建築の話を聴かせてもらった者です。
    都市解析って初めて知って、のぞいてみました(^ ^)
    街をたくさん歩いて、空からパーツに分けるんですね。
    あらゆる地域を載せてて感心…。
    こういう水路が守られているのが素敵です。

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  2. ayaさん
    コメントありがとうございます彡その後の旅はいかがお過ごしでしたか(^^)

    ベッヒレ涼しげですよね彡水路に足をとられた際の言い伝えも素敵です。
    天気の良い夏にまた旅してみたい(^^)

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  3. 日本に帰ってこられたんですね!(^ ^)

    こちらも帰ってきています。あの後はハーメンリンナという街まで行ってました。古い塔があります。

    言い伝え…なんだろ(^ ^)

    夏ですか、いいだろうなぁ。

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