2012年11月13日火曜日

中国・マカオについてのメモ 都市のデザイン編 その1

1. ポルトガルの面影

マカオはポルトガルとの関係も深いということもあり、街の至る所にその共通点を見出すことができる。

出口の標識には”saída”が併記してあるし、公共交通の音声案内では中国語、英語と共にポルトガル語が流れている。

大理石の舗装や壁面のアズレージョ(タイル)も多用されているし、坂道の路地と埋立地の整然とした街路網が隣接する街並みはリスボンの中心市街地と重なる。


 
壁面と内陣の平面・地下部分のみが残るセント・ポール寺院跡がカルモ教会と重なって見えたのは自分だけではないはず。





 
ギアの灯台が建つ丘からは市街地を見下ろすことができる。リスボンとの一番の違いは、古い街並みに交じって、煌びやかなホテルやカジノ、高層ビルが垣間見えることだろうか。
次の章でその対比を並べてみたい。

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